Ivory on フラッシュメモリ
IvoryはHDDにサンプリングデータを持っているため、どうしても微妙に発音タイミングがずれる。和音はもちろん。下手をすると単なるスケールなんかでも気付くくらいずれる。元々Core 2 Duo+SATAの環境では、ほとんど気にならなかったのだけど、今回Athlon XP+PATA100の環境でIvory専用マシンをこしらえてみたたら、これがひどくずれる。これでも、ちゃんとIvory用ディスクは別のドライブにして、デフラグをかけてあるのだ。FDBENCHで見ると、ランダムアクセスが15MB/secくらいは出ている。
多分、アクセス時間の絶対値そのものよりも、シーク待ちや回転待ちによるバラツキの影響の方が大きいのだろう。これは、HDDの宿命だ。10000rpmでシーク時間の短いHDDをRAID 0にすれば、少しはマシになるんだろうけど、もうPATAでは、こういうディスクは無いし。IDE-SATAアダプタは、なんか怪しげだし、SATA RAIDカードにHDD 2台に投資というのもどうなのか。
このあたりがSDHCに対応してくれれば、データを全部フラッシュメモリに載せてしまうこともできそうだけど、いつ出るか、そもそも出るのかどうかさえ分からない。で、風呂に入っている時に、ふと思いついたのがリンク/ジャンクション作成ツールを使う方法。このツールを使うとファイルにジャンクションが張れるのだ。幸いIvoryのデータは2GBごとに分割されているため、ファイル単位でなら、フラッシュメモリに載せることができる。ちょっと試してみたらUSBメモリ上のファイルにもジャンクションを張ることができたので、早速今日、8GBのSDHCを2枚買ってきた。
Ivoryのベーゼンドルファのデータは16.5GBあるので、2枚じゃ入らないのだけど、NTFSの圧縮を使えば入るかもという目論見だった。が、これは失敗。結局4GB分は格納できなかった。更にメモリカードの容量も10のベキだという罠まで。でも、この状態でもIvoryの音の不揃いは抜群に改善された。特定の音域でずれるのは、多分メモリに乗っていない部分だろう。あと8GB追加してやれば良さそうだ。
FDBENCHで見てみると、ランダムアクセス速度は12MB/secくらいなんでHDDより遅い計算になる。でもアクセス速度にバラツキが無いから問題にならないんだろう。単に速度だけを見たら、まだHDDの代替にはならないのかもしれないのかもしれないが、Ivory用のメディアとしては理想的だ。しかも読み出し専用だから寿命も心配しなくて良さそうだ。





