久しぶりの開発リーダ。
何年振りかな。丸投げじゃなくて、ちゃんと自分で設計して根幹部分まで実装して、枝葉のところをメンバに実装してもらう仕事。フレームワークレベルは御仕着せモノを使わなきゃいけないという縛りはあるけど、このレベルまで自分が開発に関われる仕事は。10年振りくらいじゃないだろうか。考えてみると、昔も、この頃までは比較的うまくいっていたように思うんだよな。
単体テストも機能テストも、djUnitで完全自動化している。意外とメンバからの反発は、ほとんどない。まぁ、これまでも反発は、いつも管理者層からだったけど。要は自分が管理者側になってしまって、テストの自動化が有効であることを示せればいいわけだ。更に上の管理層は、品質とスケジュールが守れれば、別に文句はないわけで。
とはいえ、テストの自動化はともかく、設計から根幹部分までコードするというやり方がとれる人員は、残念ながら、あまりいない気がする。デザインと実装が、あまり分業化するのも考えものだ。
今、50代くらいの人と、一緒に仕事をしているんだけど、とても共感が持てるのは、自分が、じじいになって来たという面もあるんだろうけど、この世代が若い頃は設計から実装まで1人でやってきた人が多いからだろうと思う。上流に携わっている人が多いのだけど、ちゃんと実装のことを考えた設計ができる。パフォーマンスの考慮とか、エラーが起きた時に、どういう対処が必要かとか、的確に設計できる。ところが3-40代の上流設計者となると、こういう人は滅多にいない。実装も保守も、あまり経験していない人が多いんだよね。
となるとソフトウェア業界も団塊の世代退職問題かということになるのだけど、こういう人達は、さっさと会社を見限ってフリーランスで年に数千万稼ぎ出しているような人が多い。なので、意外と問題無いのかもしれない。とはいえ後継者が育つ環境は、皆無に等しいかもしれないな。





