るいもの戯れ言

星野さんの「進化する銀行システム 24時間365日動かすメインフレームの設計思想」が出版された。

社内で毎年、執筆道場をやっていて、かれこれ5年になるが、星野さんは最初の年に来てくれて、それから5年あまりをかけて大作を完成させた。

あまり表に出ることのない銀行勘定系システムというものが、どういう仕組みで作られて運用されているのか、どういう失敗があり、どういう対策がおこなわれてきたのか。そして東京オリンピックの頃から、システムはどのように変遷してきたのか。こういった事柄が詳細に解説されている。調べるだけでもとても大変だったと思う。