5番、6番で最小構成にチャレンジしていたと思ったら、一転7番では拡大傾向になる。
第3、4番では、様々なテーマが出てくる形態だった。第7番も基本そうなのだが、どのテーマも最初の音階的な進行がベースになっているものが多く、単に前の拡大傾向に戻ったというわけではない。
展開部は、最初のテーマが短調で現われる。
テーマの展開というよりは、やはり新たな音階的進行がふんだんに使用される。
再現部となり、最初のテーマから繰り返される。
最後まで元気いっぱいで、はずむように曲を終わる。
楽譜引用はヘンレ版
Apple Musicの方はこちら。