るいもの戯れ言

家のオーディオ再生をRaspberry PIに変更してみた。

元々は、Apple TVにDACをつなぐ形にしていたのだが、Apple TVは、やはりApple縛りがキツく、音楽格納場所にMac母艦が必要だし、リモコンでの操作も面倒だしで、去年くらいにChromecast Audioに変更した。

Chromelcast Audioは、しばらくは調子が良かった。Spotifyの再生デバイスにもできるし、AndroidからでもMacからでもキャストできる。ただ、最近のAndroidのアップデートのせいなのか、再生中に頻繁にプチプチと途切れるようになってしまった。というわけで、色々調べてみると、Raspberry PIが良さげなので乗り換えてみることにした。

Raspberry Piは、Zero Wをスイッチ・サイエンスで購入。DACは、これを買ってみた。接続は、GPIOの線を数本接続するだけ(DACの販売ページに書かれている)。Raspberry PI Zeroの場合は電源は、GPIOから与えれば良いので、5V 1AのACアダプタで供給。

再生ソフトは、Volumioを使用。セットアップが面白くて、起動するとRaspberry PIがホットスポットとして上がるので、PCからそこに接続して設定できる。家のWifiの情報を設定した後、ホットスポット機能をoff(そうしないと、誰でも入れちゃう)。Zeroconfig対応なので、http://volumio.localでアクセスできるようになる。

うちはFreeNASを使っているので、VolumioからはNFSの設定をしてやれば、勝手に音楽ファイルを見つけてくれる。あとはPluginを入れてやれば、Spotifyにアクセス可能となり、Spotifyのプレイリストを再生したり、PCからSpotify出力デバイスとしてVolumioを使えるようになる。

正直、この価格帯のDACには期待していなかったのだけど(特にアナログの部分)、驚くほどクリアな音が出ている。Raspberry PIと同一の箱の中に収納したがノイズも全く聞こえないし、再生中にプチプチと途切れることもない。もう少し様子を見ないと楽観はできないが、今のところ好調だ。ちょっと心配なのは、Raspberry PIのSDがRead-only mountでないので、間違ってシャットダウンしないで電源抜くと再起不能になる可能性があることくらいか。