ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第10番
第1楽章
この曲も、様々なテーマが次々と登場する。

どのテーマも、ほのぼのとした暖かいもの。
1つ1つは違うテーマなのだが、雰囲気が非常に似ている。
展開部は、最初のテーマが短調で現れる。
様々なテーマが現れるこれまでの初期の作品とは異なり、展開部は基本的に提示部のテーマがきちんと展開される。

再現部は、一通り提示部の内容が繰り返された後、最初のテーマが再度現れて靜かに終わる。
第2楽章
なんとも、かわいらしい行進曲のような変奏曲。
最初のテーマと、次のこのテーマが変奏される。
ここから変奏。

最後は、最初のテーマがそのまま繰り返されて、少しおどけた感じで終わる。
第3楽章
珍しくスケルツォが最終楽章に配置されている。新たな試みへの挑戦なのかもしれない。テーマはどれも即興的で素朴なものが活用されている。
最初のテーマはスケール主体で、次のテーマはアルペジオ主体。
民謡風なテーマが現れる。
ここもスケール主体の素朴なもの。
最後は、最初のテーマが再度現れて終わる。
楽譜引用はヘンレ版
るいもの戯言