るいもの戯れ言

第23曲は、のどかな春の陽だまりのようなおだやかな曲。

第24曲は、荒々しい伴奏で始まる、左手で連打されるD音は鐘の音なのだろうか。

中間部は通常なら長調に変わるところだが、ここも短調で継続することで緊張感を持続する。それでも少し状況は柔らいで、どこか普段の生活に戻ったかのような感覚を覚える。

しかし、そんな穏やかなパッセージも弱く消えいっていき、最初の荒々しいメロディがユニゾンで返ってくる。

ピアニスト泣かせの、怒涛の3度が転がり落ちる。

最後も劇的なD音の連打で終わる。

楽譜引用はエキエル版から

Apple Musicの方はこちらから。

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第21曲は、平和な日常のような、あるいは爽やかな風の吹く野原を歩くかのような軽快なメロディで始まる。

ここから、不思議な響きのパッセージに変わる。鐘が鳴り響いているような、あるいは何か広い見晴しの良いところに出てきたかのよう。

同じパッセージは、ppで繰り返され、遠ざかっていったかのよう。その後、最初のメロディが繰り返されて曲を閉じる。

第22曲も、第18曲と並んで、なんとも難解なリズムの激しい曲。

楽譜引用はエキエル版

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第19曲は、雲の上へと上昇していくかのような軽快な曲。大きな音の跳躍を必要とする。

第20曲は、荘厳な宗教曲を思わせる曲。

この音はエキエル版ではフラット付になっているが、これまで見た楽譜の多くではフラット無しだったので、妙な感じがする。

楽譜引用はエキエル版

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第17曲は、宙を舞うような幻想的な音楽。

最後は、sotto voce(ささやくように)。左手で同じ低音を小節の頭で繰り返し奏される中、ppで幻想的なメロディが繰り返されて靜かに曲を閉じる。

第18曲は難解なリズムで、緩急の大きな曲。

連符も多用され、曲を通じて不規則なリズムが続く。

楽譜引用はエキエル版

Apple Musicの方は、こちらから

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#367
2017/05/11 00:00

今年は社内の勉強会でRustをやっているのだが「Tambourineの日記」のRustでも遊びたいに触発されて、ナイーブなtailを自分でも書いてみた。lines()はIteratorなので、多分全量をメモリに保持することは無いはず。

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第15曲は「雨だれ」として良く知られているが、譜面には記載は無い。繰り返される変イ音が、雨だれのよう繰り返されることから命名されたのだろう。

曲は3部で構成され、中間部は短調になるが、同じ音が繰り返されるのは変わらない。

中間部は不気味な左和音が繰り返された後、ffで和音が強打される。嵐の描写なのであれば、雨だれのリズムが変わらないのは不自然なので、単なる描写音楽では無いと思われる。ショパンはこの頃、肺結核をこじらせていたと言われており、自分の健康面への不安やいら立ちを表現したのかもしれない。

最後の、この音型はあたかも雨上がりに陽が差してきたが、まだ雨は残っている、そんな状況を表したかのようだ。

第16曲は、15曲とは対照的に、激しい怒りを表現したかのような曲。

Apple Musicの方はこちらから。

楽譜引用はエキエル版

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第13曲は、夢の中で空を浮遊しているかのような幻想的な音楽。

途中でテンポが遅くなり、短調になるがすぐに長調に戻るということが繰り返される。

最後に最初のテンポに戻る指定。しかし、ここは曲想的には緊張感が高まっているため、最初のテンポよりも速めに弾かれることが多いと思われる。

第14曲は、抗い難い流れ、あるいは侵略を表したかのような明確なメロディの無い音楽。

楽譜引用はエキエル版

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第11曲は、穏やかで、普段の何も変わらない生活を思わせるような靜かな曲。

第12曲は、11曲とはうって変わって、激しい怒りを表すかのような曲。

次第に音が増えていき、和音を高速で弾かなければならなくなる。

Apple Musicの方は以下からどうぞ。

譜面引用は、エキエル版から

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#363
2017/04/16 09:10

富久が亡くなった。富久は野良上がりで、なかなか慣れなかったが、最後の数か月は膝に乗ってきては、しきりに顎にスリスリし続けるようになった。

一度調子を崩してからは、食欲も旺盛で、もう少し長生きしてくれるかと思ったのだが、元々痩せていたのが災いしたか、あっという間に逝ってしまった。

猫も人間同様、メスの方が長生きのようだが、5匹のうち3匹のメスが先に逝ってしまい、うちは残りはオスばかりとなる異常事態。

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申し訳ありません。執筆道場の件で、Google+のコミュニティの設定が悪く、参加に招待が必要になっていました。さきほど変更して誰でも参加リクエスト可能にしましたので、ご興味のある方は以下のリンクから、お申し込みください。

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