第20番も、小さなソナタ。最初のテーマはアルペジオ主体な簡素なもの。
最初のテーマの変化型か。
2つ目のテーマはアルペジオとは対照的で、ニ長調に転じる。
展開部は最初のテーマが短調で奏される。
しかしテーマの展開は無く、全く新しいテーマが現れる。
すぐに再現部が現れて終わる。
楽譜引用はヘンレ版。
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第2楽章は、軽快なリズムのかわいらしいロンド。
このテーマは曲全体を通して使われる。
ここは同じ音型で、スラーの位置が変わり長調となる。
最後は、最初のテーマに若干の変化を入れて繰り返されて終わる。
楽譜引用はヘンレ版から。
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作品49の2曲は、どちらも2楽章しかない規模の小さな作品。第1楽章は憂鬱なテーマで始める。
リズミカルな2つ目のテーマ。
展開部。意表をついて2つ目のテーマの出だしが展開される。
再現部。
最後は、2つ目のテーマが左手に現れて静かに終わる。
楽譜引用はヘンレ版から。
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第4楽章は、即興的なメロディの走り回っているかのような速い楽章。どのメロディも旋律というよりはリズムが特徴的だ。
このリズムは曲全体を通して繰り返し用いられる。
展開部。2番目のテーマのリズムが繰り返し用いられる。
再現部。
最後は、最初のテーマが繰り返されて終わる。
楽譜引用はヘンレ版から。
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第3楽章は、どこか懐しい感じのする暖かなテーマで構成されたメヌエット。
2つ目のテーマも同じ雰囲気のもの。
トリオも長調で柔らかな雰囲気が続く。
最初の2つのテーマが繰り返される。
最後にコーダが置かれ、静かに終わる。
楽譜引用はヘンレ版から。
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第2楽章はこれまでの4楽章制ソナタであれば緩徐楽章が配置されるところだが、18番ではスケルツォが配置されている。スタカートが多用された軽快な走り回るかのような曲。
メロディよりもリズムとスタカートが重視されている。
最後はppで静かに終わる。
楽譜引用はヘンレ版。
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17番までで幻想曲風ソナタはひとまず終了。18番は4楽章制の古典的なソナタへの回帰を見せているが、新しい試みも幾つか見られる。
第1楽章は、単純な音型で始まる。
この単純な音型も曲全体で何度も使われる。
この主題は旋律的で対照的だ。
展開部。2つ目の音型が主に使用される。
再現部。
楽譜引用はヘンレ版
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第3楽章は、何かに追い立てられるかのような旋律が、徹底的に展開される。最初のテーマは右手に対して左手が呼応する音型で構成される。
単純なアルペジオだが長調で入ることで絶大な効果を上げている。
このF-Eの音型は最初のテーマと並んで、曲全体で重要な役割を果たしている。
ここも単純な音型だが印象的だ。
展開部は、最初のテーマが徹底的に展開される。
再現部。
再現部の後に、若干の続きがある。長調となったり短調となったりと不安な緊張感を与える。
霧の中に消え入るよう。
再度最初のテーマが変化を伴って現れる。
最初のテーマが最後を告げて、消えいるように終わる。
楽譜の引用はヘンレ版から。
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20年前に作った真空管アンプを修理中。最初に壊れた部品は電源スイッチだった。可動部品ほど壊れるという鉄則通り...
久しぶりに秋葉原のラジオデパートに行ったけど、半分くらいしか店が開いていなかった。昔は日曜日はともかく土曜日なら、ほとんど開いていたように思うのだけど。店主の高齢化も進んでいる上に客もまばらで、存続が危ぶまれる。需要が無いのだろうし仕方が無いのだが、電源スイッチみたいなのは、入切の感触を確かめたいので通販でというのも辛いのだ。