るいもの戯れ言

第15曲は「雨だれ」として良く知られているが、譜面には記載は無い。繰り返される変イ音が、雨だれのよう繰り返されることから命名されたのだろう。

曲は3部で構成され、中間部は短調になるが、同じ音が繰り返されるのは変わらない。

中間部は不気味な左和音が繰り返された後、ffで和音が強打される。嵐の描写なのであれば、雨だれのリズムが変わらないのは不自然なので、単なる描写音楽では無いと思われる。ショパンはこの頃、肺結核をこじらせていたと言われており、自分の健康面への不安やいら立ちを表現したのかもしれない。

最後の、この音型はあたかも雨上がりに陽が差してきたが、まだ雨は残っている、そんな状況を表したかのようだ。

第16曲は、15曲とは対照的に、激しい怒りを表現したかのような曲。

Apple Musicの方はこちらから。

楽譜引用はエキエル版

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第13曲は、夢の中で空を浮遊しているかのような幻想的な音楽。

途中でテンポが遅くなり、短調になるがすぐに長調に戻るということが繰り返される。

最後に最初のテンポに戻る指定。しかし、ここは曲想的には緊張感が高まっているため、最初のテンポよりも速めに弾かれることが多いと思われる。

第14曲は、抗い難い流れ、あるいは侵略を表したかのような明確なメロディの無い音楽。

楽譜引用はエキエル版

Apple Musicの方はこちら。

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第11曲は、穏やかで、普段の何も変わらない生活を思わせるような靜かな曲。

第12曲は、11曲とはうって変わって、激しい怒りを表すかのような曲。

次第に音が増えていき、和音を高速で弾かなければならなくなる。

Apple Musicの方は以下からどうぞ。

譜面引用は、エキエル版から

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#363
2017/04/16 09:10

富久が亡くなった。富久は野良上がりで、なかなか慣れなかったが、最後の数か月は膝に乗ってきては、しきりに顎にスリスリし続けるようになった。

一度調子を崩してからは、食欲も旺盛で、もう少し長生きしてくれるかと思ったのだが、元々痩せていたのが災いしたか、あっという間に逝ってしまった。

猫も人間同様、メスの方が長生きのようだが、5匹のうち3匹のメスが先に逝ってしまい、うちは残りはオスばかりとなる異常事態。

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申し訳ありません。執筆道場の件で、Google+のコミュニティの設定が悪く、参加に招待が必要になっていました。さきほど変更して誰でも参加リクエスト可能にしましたので、ご興味のある方は以下のリンクから、お申し込みください。

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第9曲は、堂々としたテーマが歌われる。

後半は、リズムが複符点となり緊張感を増していき、フォルテシモで曲を閉じる。

第10曲は、速い下降パッセージで、何かが転がり落ちるよう。

第2のパッセージは、動きのゆっくりとした落ち着いたもの。スラーの最後にアクセントがあり、何か疑問を投げかけているかのよう。

この第2のパッセージは、何度か登場するが、交互に微妙にスラーのかかり方が違い、一旦スラーが終了してからアクセントが来る。

楽譜の引用はエキエル版から

Apple Musicの方はこちらから。

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毎年IBM社内で行ってきた執筆道場を、今年はトライアルとして社外でも行ってみることにしました。次のような活動を半年かけて行っていきます。

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技術文書執筆道場

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第7曲は、愛らしいメロディが繰り返される小品。

この曲でやっかいなのは、ここの和音。

右手は広い音域をおさえなければならないので、親指で2つの音を弾くように指定されている。そしてクレシェンドが指定されているが、スラーの最後の音なので音量は抑える必要があり、ここは音を揃えて弾くのが難しい。

第8曲は、終始同じリズムのパッセージが繰り返される中、中声部でメロディが奏でられる。

Apple Musicに入っている方は、以下からもどうぞ。

楽譜引用はエキエル版から

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CodeZoneで連載していた記事を電子書籍にまとめたものです。

サーバサイドは、敢えてバラバラに様々なアーキテクチャを使って、色々なIoTのアプリケーションを試作します。

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Chopin Prelude No 5, 6

ショパン・プレリュード 第5、6曲

第5曲は、音の洪水の中に、メロディともメロディともつかないような中声部が現れ、もやの中の景色のよう。

第6曲は、右手の伴奏の中に左手で朗々とメロディが歌い上げられる。

途中メロディは爽快な長調に転じ、山を登っているかのよう。最後は最初のメロディに戻って靜かに曲を閉じる。

楽譜引用はエキエル版

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