るいもの戯れ言

第6番は、軽やかな和音で始まる。

曲は3つに分かれるが、第一部は一貫して長調で構成されている。その分、リズムの変化が印象深い。

この一見、経過句のような音型が後で重要な役割を果たす(1)。

第二部は、短調となる。通常であれば第一部の最初のテーマの展開から開始されるところだが、第一部の(1)の部分が展開される。

ここは新しいテーマのようにも、(1)の反転型のようにも見える。

第三部は、第一部がニ長調で繰り返されて終わる。

楽譜引用はヘンレ版。

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終楽章は、様々なダイナミックな変化が試されている印象的な傑作。リズム、速さの変化、音量の変化と全てが印象的な傑作。曲は最初はハ短調の不気味で靜かなテーマで始まる。

次第に音量を増して行き、左手の印象的なアクセントでクライマックスを迎える。

2つ目のテーマは対照的な変ホ長調だが、スタカート主体の雰囲気が残されている。

展開部。提示部と対照的に長調となる点は多くのソナタと同様だが、音型に変化が付けられており工夫が見られる。

展開部は非常に短かく、すぐに再現部となる。第1テーマが繰り返された後、第2テーマはト長調となる。このように第2テーマの調を最初と変えるやり方は、第2楽章でも見られた。

最後は、第1テーマを繰り返しなが消え入るように終わる。

楽譜引用はヘンレ版。

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ソナタ第5番は、それまでと異なり3楽章構成となり、その後定番となる、第2楽章に緩徐楽章を置く3楽章構成がここで試されている。定番通り第1楽章が短調なのに対して、第2楽章は長調となっている。

第2主題も長調で、第1主題と非常に似たものが使用されている。

第1主題が繰り返される。

第1主題は同一の調で繰り返されたが、第2主題は調を変えている。ただし長調のままで、曲全体で長調へのこだわりが見られる。

第1主題再度繰り返される。伴奏部分が曲の終わりが近いことを感じさせる。そのまま靜かに終わる。

楽譜引用はヘンレ版から。

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これまで様々な素材を出して大きな曲を構成してきたのが、第5番では一転ミニマリストとなる。曲は怒りのような、銃声のようなハ短調の激しいテーマで始まる。

対照的におだやかな長調のテーマとなり対比が見事。

そのまま流れるようなテーマとなる。

展開部は長調で始まり、これまでのテーマが展開される。

再現部も、目新しいテーマを追加されることはなく、これまでのテーマが繰り返し用いられるが、微妙に変化が加えられていて、飽きさせない工夫が感じられる。

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第4楽章も、色々な旋律が次々と現れる曲。

次のテーマは、アルペジオ主体のもので曲を通して何度も使われる。

次のテーマは、小さな断片の繰り返し。

ここは経過句のようなトリル主体のテーマ。

中間部には、アルペジオを主体とした激しいパッセージが置かれている。

最初のテーマが再現される。

ここで不思議な転調をするが、すぐに元に戻って肩すかし。

さぁ、終わりだよという感じのテーマが現われて靜かに終わる。

楽譜引用はヘンレ版から。

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第4番も4楽章で構成されている。第3楽章はかわいらしい旋律で始まる。

最初の主題がカノン風に展開される。

最初のテーマの後半部分の反転型が何度も使われる。

中間部は激しい短調のパッセージ。

楽譜引用はヘンレ版

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ベートーヴェンらしく、単純な音型が展開される緩徐楽章。

ここで新しいテーマが出てきて雰囲気が変わる。

最初のテーマが帰ってくる。

再度展開が行われた後に出てくるこの音型は、曲の終わりを感じさせる。

楽譜引用はヘンレ版。

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第4番も様々なテーマを登場させて構成する造りになっている。それでも3番よりもまとまって感じるのは、1つ1つのテーマがシンプルであり、テーマ同士に似たものが多いためだろうか。様々なテーマが次々と現れるのでパレードを見ているようで楽しい。

最初のテーマは和音による進行で非常にシンプルで堂々としたもの。

続くテーマは繊細で対照的。

最初のテーマが変化を伴って現れる。

左手に新しいテーマが現れる。

更に新しいテーマ。

このテーマは曲全体で何度も変化を伴って使用されている。左手のパートは、1つ前のテーマに良く似ている。

このテーマも1つ前のものに良く似ている。

次々と新しいテーマが現れる。

繰り返しの後に、最初のテーマの展開が短調で行われる。

展開部は短かく、すぐに最初のテーマが再現される。

最後の部分で最初のテーマが変化を伴って再現され、終わりが近いことを感じさせる。

楽譜引用はヘンレ版

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#518
2017/11/05 10:44

噂によると今年かぎりらしい。残念。

帰りにお寺で見かけた、すすき。

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第4楽章は、第1楽章と同様にロンド風な構造の中に、様々なテーマが散りばめられた作品。こちらも第1楽章と同様に、曲の出だしで和音のやっかいな進行を要求される。

続くテーマは、最初のテーマとは対照的なスラーのかかった滑らかなもの。

最初のテーマを繰り返した後に現れるテーマは前のものと似ているもので曲全体で展開される。

左手で最初のテーマが再現されるが、この時は和音でなくオクターブで奏され、変化を伴っている。

楽譜引用はヘンレ版

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