第4番も様々なテーマを登場させて構成する造りになっている。それでも3番よりもまとまって感じるのは、1つ1つのテーマがシンプルであり、テーマ同士に似たものが多いためだろうか。様々なテーマが次々と現れるのでパレードを見ているようで楽しい。
最初のテーマは和音による進行で非常にシンプルで堂々としたもの。
続くテーマは繊細で対照的。
最初のテーマが変化を伴って現れる。
左手に新しいテーマが現れる。
更に新しいテーマ。
このテーマは曲全体で何度も変化を伴って使用されている。左手のパートは、1つ前のテーマに良く似ている。
このテーマも1つ前のものに良く似ている。
次々と新しいテーマが現れる。
繰り返しの後に、最初のテーマの展開が短調で行われる。
展開部は短かく、すぐに最初のテーマが再現される。
最後の部分で最初のテーマが変化を伴って再現され、終わりが近いことを感じさせる。
楽譜引用はヘンレ版
Apple Musicの方はこちら。