自転車のサドルが走行中にいきなり外れた。サドルを止めるシートポストは、こんなタイプだったのだが、止めているボルトが破断していた。

このボルトは、M11という日本だとあまり一般的ではないサイズなのだが、ほどなく見つかったのでボルト交換で良いかなと考えていたが、また破断のリスクがある。今回はたまたま低速走行中だったの脛をすりむくだけで済んだが、高速走行中だと下手すると致命傷になりかねない。そもそもそれなりに荷重がかかるボルト1本がSPOFになっているこの構造は設計ミスに等しいのではないか。
調べてみると他にも色々なシートポストのタイプがあり、例えばこんな形式もあった。

ここに紹介記事があるが、サドル側はこのポールをはめ込む感じの取り付けになる。荷重はポールに垂直にかかるだけで、ボルトには締め付けのトルクくらいしかかからない。万一ボルトが折れようが、いきなりサドルが外れることは無さそう。良く考えられた設計だ。
というわけで交換してひと安心。